デジタル社債をmajica付帯のUCSカード会員に発行、若年層応援に活用(PPIH)

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2025年6月14日10:28

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は、2025年6月13日の取締役会において、グループ初のセキュリティトークン社債(以下、デジタル社債)の発行を決定した。デジタル社債は PPIH グループの電子マネーサービス「majica(マジカ)」付帯の UCS カード会員向けに発行し、6 月 13 日より抽選申込受付を開始する。

応援スキーム(PPIH)

PPIH はグループ内にて総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」、モール型ショッピングセンター「アピタ」、総合スーパー「ピアゴ」などを運営している。各店舗には、多くの若年層顧客が来店しており、また、従業員にも多数の学生メイトが就業している。だからこそ、「さまざまなことに情熱を燃やす若年層の皆さまを応援したい」との想いで、デジタル社債を発行するという。デジタル社債に投資し、預かった資金は国内の若年層への応援資金として活用するそうだ。

この度の PPIH グループ初のデジタル社債は、証券会社が引受を行う一般的な公募振替社債とは異なり、ブロックチェーン技術を活用することにより、同社が直接顧客へ販売するため、個人投資家との結びつきをより強くすることが可能となる。直接販売することで小口での投資が可能となり、同社の想いや事業に共感するより多くの人に投資の機会を提供できるとした。投資した人に対しては、金利の一部を majica ポイントにて支払うことで全国の majica 加盟店での買い物を楽しんでもらいたいとした。

majicaは 2014 年 3 月からサービスを開始した電子マネーで、PPIH グループのドン・キホーテ、MEGA ドン・キホーテ、アピタ、ピアゴ含む majica 加盟店で利用可能だ。サービス開始から 10 周年を迎えた2024年はアプリ会員数が 1,600 万人を突破。2027年6月期には、若年層(15~24 歳)人口の 50%の会員化を目指し、グループ全体で若年層の支持を集め続けることを目標に掲げている。買い物時に majica マネーもしくは UCS クレジットカードで支払うと、ポイントが付与され、貯まったポイントは、1 ポイント 1 円分として買い物に利用できる。

デジタル社債は年限1年で1億円程度を発行する。発行時期は2025年8月で、利率は税引前年1%(金銭0.3%、majica ポイント 0.7%)。購入可能金額は1万円以上(1単位1万円)となる。

24 歳以下の社債購入者に対して、1万円~4万円の購入で500 ポイント、5万円以上の購入で2,500 ポイントを付与する。PPIH による自己募集で、majica 番号付帯の UCS カード会員のみに販売する。

抽選申込期間が6月13日〜7月11日、抽選日が7月14日~7月17日となり、当選日は7月18日以降となる。同申込期間、払い込み可能期間は7月18日〜8月7日15時、社債発行日が8月8日なるそうだ。利払日‧償還は2026年8月8日(利払日・償還日が銀行休業日に当たるときは、その支払は前銀行営業日に繰り上げ)となる。

なお、フィナンシャル・アドバイザーは SMBC日興証券となり、デジタル証券の発行・管理プラットフォームはSecuritize Japan が提供する Securitize プラットフォームを採用したそうだ。

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