2025年5月13日8:30
ユニークポイントは、2025年5月8日、9日に東京ビッグサイトで開催された日本最大級のスタートアップ展示会「Startup JAPAN EXPO」(Sansan主催)に出展し、オリジナルデザインで作れる「Amazonギフトカード」、ギフトカードやポイントカードなどに付加価値を持たせることができるAR「uniqueAR」を紹介した。
「Amazonギフトカード」で実績
額面は50円から提供可能に
ユニークポイントはポイントサービスやCRMなどで十数年の実績がある薬師丸勇人氏が立ち上げた企業だ。同氏はカード会社や流通事業者に対し、ポイントサービスやギフトカードサービスを数多く支援してきた実績がある。
同社では国内で数社のみが提供できる独自デザインの「Amazonギフトカード」を提供しており、実績が積みあがってきたという。Amazonギフトカードは、50円から30万円まで、1円単位で自由に設定可能だ。利用者が幅広いラインナップの中から商品を選んで購入できるAmazonギフトカードを配布することにより、特定商品のギフト券などに比べて喜ばれる効果があるという。薬師丸氏は「例えば、展示会でノベルティやチラシを配布しても捨てられてしまいますが、50円でもギフトカードをつけていると持って帰っていただけます」と話す。同社にも企業ロゴや社長のメッセージ入れたAmazonギフトカードをオリジナル台紙に貼付して従業員に配布するなどの要望が寄せられているそうだ。
アプリ不要、動画で特別感を演出
スマホでカード等に合わせると動き出す
それに加え、同展示会では5月にリリースした「uniqueAR」のデモを実施した。uniqueARは、ギフトカード、ポイントカード、チラシなどにあるQRコードを読み取り、画面の指示にしたがってギフトカードやポイントカードに照準を合わせると、画面の中のキャラクターが表れて話す、オリジナル動画を流すといったことが可能だ。
薬師丸氏は「例えば、会社の周年行事であればギフトカードの中に社長を登場させて、従業員にメッセージを送ることができます。かざしている間だけ動画を流すことができ、アプリをダウンロードする必要もありません。QRコードを変えずに、コンテンツだけを日ごとに変えることも可能です。毎日動画を変えられますので、謎解きゲームの謎の部分を変えたり、アミューズメント施設で通訳の代わりに説明するなどが考えられます」と話す。
すでに、スポーツ、アミューズメント、エンターテイメント、銀行などから関心を寄せられているという。例えば、金融機関からは地方創生のプロモーションで活用したいという引き合いがあるそうだ。
コンテンツは顧客のオリジナル動画を使ったり、新たに制作することも可能だ。ショート動画があればそれをそのまま差し込んで使うこともできるという。
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